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誰でも簡単!《低たんぱくなレシピ》

料理レシピ

僕ら腎臓病患者の食事療法の中で
大きなポイントになるのはたんぱく質制限ですね。

しかし、たんぱく質は様々な食品に含まれているので、
急に制限されても難しいものです。
それと低たんぱくの食品でも
塩分やカリウムが高いものもあるので
本当に困ってしまう方もいるのではないでしょうか。

そこで本日の記事では、
できるだけ手軽にたんぱく質を控えるためのコツについて解説しますね。
高たんぱくの食品やおかずについて、
具体的にどのような点に気をつけたほうがよいのかを紹介します。

低たんぱくを実現するための食品やレシピを紹介します。
低たんぱくのおかずを食べ比べながら、
ご自身やご家族などの好みに合う食材やメニューを見つけて下さいね。

【低たんぱくにするコツ】

1)でんぷん粉を使う

でんぷん製品は、
低タンパク質・高カロリーですので
僕ら腎臓病患者の食事療法を行っている方に最適です。
たんぱく質制限を始めると、
小麦粉で作られたパンや麺類などを減らす必要ですが
でんぷん粉に替えれば大丈夫ですよ。

でんぷん粉で作られた食品は数多くあり、
ごはん、パン、スパゲティのほかに、
ラーメンやうどん、お餅やパンケーキの粉まで実に様々です。
厳しい食事療法が始まっても食べる楽しみを諦めず、
これらの中から好きな食品を見つけて下さいね。

《でんぷん粉で作るお好み焼き、チヂミ》

《でんぷん粉で作るお好み焼き、チヂミ》

〈お好み焼き〉
でんぷん粉の薄力粉を使って作ります。
それぞれの腎臓の状態によりますが、
たんぱく質制限を始めている場合は、
卵は入れないほうがよいでしょう。
もちろん!卵がなくても美味しいお好み焼きはできますよ。

後でのせる紅生姜も、
できるだけ塩分をカットされたものを選びましょうね。
ソースをかける分量を減らしてその分マヨネーズを多めにかければ、
塩分もカットできますね!

〈チヂミ〉
パンケーキ用のでんぷん粉に片栗粉を混ぜると、
チヂミのモチモチとした食感になります。
パンケーキ用はお菓子以外にも様々な料理に使えるので、
一家に1つあると重宝します。

2)春雨を使う

春雨はたんぱく質を含まないだけではなく、
カリウムもリンもほとんど入っていません。
腎臓をいたわる食事療法をしている人の救世主ですね。

ですがいくら低たんぱく質でも、
毎食サラダで食べてばかりいると飽きてしまうので、
ぜひ様々なバリエーションを試してみて下さい。
春雨は和・中・洋、何にでも合う
手軽にできるレシピがたくさんあるところもおすすめのポイントです。

《春雨スープ、春雨サラダ》

《春雨スープ、春雨サラダ》

〈春雨スープ〉
具によっては、
あっさりとしたものにも食べごたえがあるものにもなる春雨スープ!
醤油の代わりに中華だしとごまを使うと
簡単に中華風の風味をつけられます。
ごまや生姜、ねぎなどを加えると、
香りもボリュームもアップして満足できるでしょう。

〈春雨サラダ〉
野菜は切ってからゆでると、
カリウムを半分以上減らせます。
ゆでるときは春雨と一緒の鍋で大丈夫です。
しかしカリウムは水に溶け出しているので、
水気はしっかり切って下さいね。
調味料は、みりん風調味料ではなく、
塩分を含まない本みりんを使いましょう。

3)和風の味つけにする

3)和風の味つけにする

食事療法でたんぱく質を控えるようになっても、
肉や魚をまったく食べないわけではありません。
腎臓病患者の腎臓の状態にもよりますが、
たんぱく質そのものは大切な栄養素なので
それぞれ自分に合った量を摂取しましょう。

ポン酢や酢などで和風の味つけにして、
大根おろしや生姜などの薬味でいただくと、
減塩醤油で味が薄くても満足できます。

《豚の生姜焼き、和風ハンバーグ》

《豚の生姜焼き、和風ハンバーグ》

〈豚の生姜焼き〉
豚の生姜焼きは手軽に作れて、
なおかつ疲労回復にもぴったりのおすすめ料理です。
薄切りの豚ロースを選んで
減塩醤油やみりんで味つけしましょう。
付け合わせでレタスやキュウリなどの生野菜を添える場合は、
食べる大きさに切ってから5分ほど水にさらして下さい。
それだけで大分カリウムを減らせます。
野菜をゆでて使う場合は、
まず野菜を細く切ってからにすると
最もカリウムが減りますね。

〈和風ハンバーグ〉
ハンバーグは、ソースではなく
ポン酢と大根おろしでいただきましょう。
実は大根は、
ゆでなくてもすりおろせばカリウムを減らせるので、
おすすめなです。きっちりと水分を絞ってから添えましょう。
ひき肉と豆腐を混ぜた豆腐ハンバーグも、
ふわふわとした食感を楽しめておすすめですよ。

【まとめ】

腎臓病はたんぱく質を控える必要がありますが、
まったくゼロにしなければならないわけではありませんね。
自分の腎臓の状態に合わせて、
自分に合った適切な量を摂取していきましょう。

本日の記事では、
毎日のおかずに少しコツを加えて
低たんぱく質を抑える方法を紹介しました。
小麦粉をでんぷん粉に替えたり、
ソースではなくポン酢にしたりと、
少し習慣を変えるだけでもたんぱく質は減らせますね。

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