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腎臓病と便秘について

病名

僕ら腎臓病患は
注意しないと便秘になってしまいます
便秘が腎臓病に与える悪影響とは?

便秘が腎臓病に与える悪影響

便秘が腎臓病に与える悪影響は
次の3つが考えられていますね。

一、ミネラルの調整不良になる
二、尿毒素を増やす
三、腎機能を障害する可能性 など

【ミネラルの調整不良になる】
腎臓病になると、
腎臓での不要なミネラルの排泄ができなくなるので、
どうしても便から排泄するようになります。

便秘になると便からの排泄に滞りが起きるために
不要なミネラルが溜まりやすくなります。
腎臓病で特に問題になるのは高カリウム血症、
適切に治療しないと突然死になる
心臓の不整脈を引き起こす可能性があります。

【尿毒素の調整に与える影響】
便秘になると食べたものが腸内に滞留する時間が長くなり、
尿毒素が作られやすくなります。
尿毒素は筋肉や骨の異常、心臓などにも悪影響に。

腎臓病になるとタンパク制限をするのも
この尿毒素を増やさないためで、
便秘になると尿毒素が増えてしまいます。

【腎機能に与える影響】
便秘によって溜まる尿毒素は
腎機能に悪影響を与える可能性があります。
つまり便秘が腎機能を低下させる可能性があり、
現在は、腎臓病の便秘に対する治療と腎機能の
保護効果を調べた検討がされているようですね。

便秘の治療法とは

便秘の治療法とは
便秘の治療法としては以下のようなものがあります。

「内服薬」
「ウォーキングなどの有酸素運動」
「お腹のマッサージ 」など

僕ら腎臓病患者は
よく使用される便を緩くする酸化マグネシウムという薬を使いすぎると
血液中のマグネシウムが増えるので注意が必要ですよ。

また腸の動きを刺激するタイプの便秘薬は依存性が高く、
逆に腸の血流を悪化させることもあります。

近年、アミティーザと呼ばれる便秘の薬は便秘の改善だけでなく、
腎臓の保護効果がある可能性があり期待されています。
(ただし、アミティーザは時折下痢になる方がいますよ。)

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