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腎臓病と痛風

病名

僕ら腎臓病患者にとって
怖い痛風!
【痛風腎】のお話です。

痛風の症状

体内の血液中に尿酸値が高い状態を放っておくと
尿酸のかたまり(結晶)ができてしまい、
それが足指のつけ根部分の関節に溜まって腫れることがあります。
これが、風が吹くだけでも
物凄く痛いと言われている痛風の症状ですね。

通常私たちの体の中では、
タンパク質が分解されたり新陳代謝が活発になると、
プリン体という物質が作られるそうです。

プリン体はさらに分解されて尿酸になり、
尿と一緒に体の外に出されるです。
しかし、何らかの理由で
尿酸を体の外に出しにくいので痛風になるそうです。

特にプリン体を多く含む肉類や魚類などを食べ過ぎると、
血液中の尿酸値が高くなってしまいます。

《高尿酸血症の目安》
血しょう中の尿酸値が7.0mg/dL以上の時、
高尿酸血症の可能性があります。

痛風が続いてしまうと

痛風が続いてしまうと

尿酸の結晶は、
足指の関節だけでなく全身の臓器などにできます。
尿酸の結晶が腎臓に溜まって炎症が起きてしまうと、
腎臓の働きがさらに悪くなって、
【痛風腎】と呼ばれる状態になるそうです。
痛風腎になると腎臓の炎症が長引きやすく、
さらに腎臓の働きが悪くなってしまいます。
本当に怖いですね!!

また、腎臓に尿酸が固まった結石が作られることがあります。
結石は尿管を傷つけることがあるため、
おなかや背中が痛くなったり、
血尿が出たりすることもあります。

【痛風腎】にならないためには

【痛風腎】にならないためには
血液中に尿酸が多い方は痛風腎になりやすいため、
まず食生活を見直すことが大切ですよ。
プリン体を多く含む卵類や干物などを
食べ過ぎないように注意しましょうね。
お酒もビールなどのプリン体の多いお酒は控えましょう。

また、
尿酸が尿から体の外に出されやすくなるように、
主治医から水分制限を受けてない人は
水分を十二分にとって尿の量を増やすよう心がけましょう。

血液中に尿酸が多い状態が続く時には、
尿酸を減らすお薬を飲んで治療することも。
僕も、尿酸値を下げるお薬を処方されています。(汗)

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