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腎臓病は食事から便秘対策を!

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僕ら腎臓病患者は
便秘になりやすいと言われていますね。
便秘になるとお腹が痛くなったり、
吐き気を伴う恐れがありますから注意です。
今回は便秘対応について
詳しくご紹介していきたいと思います。

『便は何からできているの?』

『便は何からできているの?』

そもそも、みなさんは
便は何からできているかご存じでしょうか?
実は便の約80%は水分からできています。
残り約20%の1/3が食べかす、1/3が腸内細菌、1/3が腸細胞で出来ていて
この中でも大切なのが腸内細菌になるます。
腸内細菌は体の健康に大きく作用していますね。
腸内細菌は3種類の菌からなり、
健康な人はこの菌のバランスが保たれて
腸内細菌を増やすことで健康な便を排出することがでます。

【便に含まれる成分】
水分約80%,
その他20%各1/3づつで
食べかす
腸内細菌
腸細菌になります。

『便秘の種類』

『便秘の種類』

便秘はいくつか種類があります。

1)大腸の運動が低下しておこる

2)神経の乱れにより大腸が緊張して便がうまく運ばれない

3)排便のサインが起こらず直腸に便が停滞してしまう など。

『腎臓病患者が便秘になりやすい理由は?』

では、僕ら腎臓病患者は
はなぜ便秘になりやすいのでしょうか?

≪水分制限により便が出にくくなる≫
便のほとんどが水分でできています。
しかし、腎臓病が進むと水分の制限があり
便がスムーズに排出されにくくなります。

≪カリウムやリンを下げる薬の副作用のため≫
腎臓病はカリウムやリンの制限があり、
これらを薬でコントロールするときもあります。
この薬の副作用で便秘になりやすくなりますね。

≪食物繊維の不足によるもの≫
食物繊維が多く含まれる食材には、
残念ですがカリウムが多く含まれがちです。
そのために、それらの食材を避けることで
食物繊維の不足で便秘になりやすくなりますね。

では、どうすれば
食事から便秘対策すればいいのでしょうか?!
【便秘予防(食事編)】で

【便秘予防(食事編)】

【便秘予防(食事編)】
(食物繊維が多い食材を摂取しよう。)
食物繊維は小腸で消化、吸収されずに、
大腸まで達する栄養成分です。
そのため便の体積を増やす材料となったり、
大腸の環境をよくする腸内細菌に利用され便の排出を促してくれます。
僕ら腎臓病患者はカリウム制限があるため、
いも類、豆類、海藻類が不足しがちですから
よく使われる食材をもとに、食物繊維を多く含む食材を食べましょう。

1日の摂取量の目安・・・男性20g/日以上 女性16g/日以上

【食品100gあたりの食物繊維の量】
「穀物」
スパゲッティ(ゆで)3.0g そば(乾麺)3.7g

「野菜」
ごぼう5.7g 春菊3.2g ブロッコリー4.4g

「イモ類 でん粉」
じゃが芋9.8g さつま芋2.8g 春雨4.1g こんにゃく3.0g

「豆類」
おから11.5g 納豆5,9g 大豆6.6g

注意)野菜やイモ類はカリウムやりんも多く
   豆類にはたんぱく質が多く含まれています
   おススメは、春雨、こんにゃくがいいですね!

(毎日食事の時間を決め、生活リズムが良い規則正しい食事を)
 毎食食事をすることで体内のリズムができ、排便をうながしやすくなります。

(ヨーグルトなどの乳製品を摂取したり、オリゴ糖などを活用)
 乳製品にはリンが多く含まれるため、
1日の栄養素量の範囲内で取り入れましょう。

僕ら腎臓病患者には辛い便秘ですが
毎日の食事で対策できます。
たんぱく質少なく、食物繊維が多い
こんにゃく、春雨などを食べ
リンに注意しながら
ヨーグルトなどの乳製品を摂取したり、
オリゴ糖などを活用していきましょうね。

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