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腎臓病患者の美味しいお寿司の食べ方!!

料理レシピ

『腎臓病食研究家』のとしおです。
みなさんはお寿司はお好きですか?
日本には四季があり
旬で美味しい魚のお寿司を食べたいですよね
一口で食べやすいので
ついついたくさん食べ過ぎてしまうのがお寿司です。
本日はそんなお寿司を
僕ら腎臓病患者が食べる注意点についてまとめました。

【寿司を食べる際の注意点とは?】

【寿司を食べる際の注意点とは?】

《シャリは塩分量が多い?》
1貫(20g)の栄養成分

エネルギーたんぱく質カリウムリン塩分
シャリ(1個20g)33Kcal0.5g6mg7mg0.5g
米飯(20g)31Kcai0.5g6mg7mg0g

普通の米飯と比較すると塩分量が多く含まれていますね。
シャリに含まれるすし酢は「お酢・砂糖・塩」を混ぜて作っています。
例えば1食米飯180gを食べている人が、シャリ180g食べるとすると
同じ180gのお米でも、
シャリには塩分が含まれているので1.8gの塩分量になります。
知らず知らずのうちに塩分を摂取してしまうので気をつけましょう。

《寿司ネタを上手に選ぼう》

寿司ネタの栄養成分

エネルギーkcalたんぱく質gカリウムmgリンmg塩分g
サーモン(1切れ15g)332.957380
鯛(1切れ12g)162.559310
ぶり(1切れ15g)273.259310
ひらめ(1切れ15g)153.271350
いわし(1切れ20g)313.154460
いくら(1巻10g)253.321530.2
穴子(1切れ15g)262.642270

魚にはDHAやEPAといった不飽和脂肪酸が多く含まれます。
これらは動脈硬化を防ぐ効果があるので、
体では作ることができないため食事からとる必要があります。
しかし僕ら腎臓病患者が食べ過ぎると
リンやカリウムの摂り過ぎとなるので量を決めて食べるのが良いです。
特に魚卵などのイクラや数の子、
骨ごと食べられるイワシ、アナゴ、うなぎなどには
リンが多く含まれるので注意が必要ですよ。

《醤油のつけすぎに注意しよう》

醤油はお寿司に欠かせない調味料ですね、
ですが塩分が多く含まれます。
僕ら腎臓病患者が少しでも塩分量を控えるためのポイントをまとめました。

『ネタに醤油をつけて食べる』
シャリに醤油をつけてしまうとご飯が醤油を吸ってしまいます。
ネタに醤油をつけることで、摂取量を減らすことができます。
ネタにつけると0.04gの塩分量ですが、
シャリにつけると0.17gの塩分量を摂取します。

『スプレータイプの醤油さしをつかう(家で食べる場合)』
スプレータイプの醤油さしがありますが、
1プッシュで塩分量は0.02gです。
ネットショップなどでも購入できるので手ごろに入手できますね。

『減塩醤油を用意(持参)する』
減塩タイプの醤油を使用すると塩分量をさらに減らすことができます。

醤油のつけ方による塩分量の違いは
〇スプレータイプ・・・0.02g

〇ネタにつける・・・・0.04g

〇シャリにつける・・・0.17g

《その他注意するべき点》

「ガリの摂取を控える」
ガリにも塩分が含まれます。残すことで塩分を減らすことができます。

「わさびを活用する」
香辛料をうまく活用して醤油のつけすぎを防ぎましょう。

「味噌汁や茶碗蒸しの量を控える」
汁物の摂取は塩分も摂取してしまうので控えましょう。
どうしても食べたい場合は半分食べるなど、
マイルールを決めておくとよいですね。

日本食を代表するお寿司!!
そんなお寿司ですが
塩分やリンの摂取が多くなりなすね。
僕ら腎臓病患者が食事を楽しむためにも、
1食で食事の量を調整するのではなく
1日の中で調整するとよいですね。

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