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腎臓病患者は絶対《飲み物のカリウムも注意して!》

料理レシピ

「腎臓病食研究家」で
『野菜スペシャリスト』のとしおです。
みなさんは、お茶、ジュース、乳製品などを
よく飲んだり食べたりしますか?
実はお茶、ジュース、乳製品などは種類によっては
カリウムが多い飲み物もありますので注意が必要です。

本日は飲み物の
カリウムについての注意点についてのお話です。

飲み物別のカリウムの注意点

【お茶】

玉露や抹茶などはカリウムが多く含まれていますね。
そのてめ、抹茶などを使った
アイスクリームやスイーツなどにも気をつけましょう。
100mlあたりのカリウムの含有量は、
玉露は340mg、抹茶(茶葉)は 2700mgも含まれていますから。

そのお茶の中でもカリウムが少ないのは
麦茶やウーロン茶になります。
100mlあたりのカリウム含有量は麦茶は6mg、
ウーロン茶は13mgとなっています。
《ですがここで注意点》
長時間浸けたお茶はカリウムの含有量が高いので注意しましょうね。

【ジュース】

トマトジュースや野菜ジュース、
果物のジュースは野菜や果実を濃縮してパックに詰めている商品が多く、
カリウムが多く含まれていますので注意が必要ですよ。

100mlあたりのカリウム含有量は、
トマトジュースは300mg、野菜ジュースは350mg、
オレンジジュース(濃縮還元)194mgが含まれています。
野菜ジュースの飲み物のカリウムも注意しましょう。

一方、果汁がほぼ含まれていないジュース類は
カリウムが少ない傾向にあります。
例えば、カルピスには100mlあたり10mgのカリウムが含まれ、
コーラには1mg未満のカリウムしか含まれていません。
これらはカリウムが少ない飲み物ですが、
糖質も多く含まれていますので
飲む頻度や量が多くならないように気をつけましょう
飲み過ぎると糖尿病のリスクが高くなります。

【乳製品】

牛乳100mlあたりカリウムが150mgと多く含まれているため、
僕ら腎臓病患者は摂取量に注意しましょう。
また、植物性タンパク質がとれる飲料としても
利用しやすい豆乳にも気をつけましょう。
豆乳は100mlあたり170mgのカリウムが含まれているため、
牛乳の代替えにはなりませんので注意しましょうね。

【コーヒー、紅茶】

コーヒーのカリウム含有量は150ccあたり98mg、
缶コーヒー100mlには70~120mgと多く含まれています。

一方、紅茶(浸出液)は
150mlあたりのカリウム量が12mgと少な目になっています。
ただし、コーヒーや紅茶のカリウム量は
浸出する時間やコーヒー、茶葉の量などによっても違います
飲むときは気をつけましょう。

お茶やジュース乳製品はどれも美味しいく
僕ら腎臓病患者でも飲みたいですよね。
しかし、カリウムが気になります
カリウムを取り過ぎると
腎臓病患者は「高カリウム血症」になってしまいますので
本当に注意が必要になります。
本日挙げた注意点を参考にして
カリウムと付きやっていきましょう。

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