少し前の話になりますが
2021年夏に僕たち腎臓病患者に嬉しいニュースが届きましたね。
アストラゼネカの慢性腎臓病治療薬、日本で初承認
英アストラゼネカは、慢性腎臓病治療薬「フォシーガ」(一般名ダパグリフロジン)が25日に厚生労働省から承認を取得したと発表した。慢性腎臓病の治療薬が実用化されるのは国内で初めて。国内に1330万人いるとされる慢性腎臓病患者の腎機能低下や死亡のリスクを下げる効果が期待されている。フォシーガの情報提供活動は小野薬品工業とともに行う。
アストラゼネカの慢性腎臓病治療薬、日本で初承認: 日本経済新聞 (nikkei.com)
これは2021年8月27日の日本経済新聞の記事ですが
厚生労働省の部会は
糖尿病などの薬「フォシーガ」を、
慢性腎臓病にも使えるようにすることを了承したそうです。
慢性腎臓病のための薬は国内で初めてとなりますね。
一応は人工透析中や末期腎不全は除いて
厚労相が8月にも製造販売を承認してくれそう。
この薬で
病気の進行を抑えることが期待しますね。
本当に「フォシーガ」てどんな薬?
「フォシーガ」は英国アストラゼネカ社が製造する飲み薬です。
約4千人の慢性腎臓病患者が参加した国際共同治験では、
標準治療と合わせて「フォシーガ」を投与したグループは
偽薬を使ったグループよりも、
腎機能が悪化したり死亡したりする割合が39%低かったという。
でも、副作用もありそうなので
あまり過剰な期待はせずに
腎臓内科の医師の先生に相談したほうが良いですね。
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