「腎臓病食研究家」で
『野菜スペシャリスト』のとしおです。
昨日の続きになりますが
僕ら腎臓病患者にも
運動が良い効果がある事は分かりました。
では本日は
腎臓病患者は【どんな運動をすれば良いの?】
というお話です。
運動の2種類
運動には、
有酸素運動やレジスタンス運動の2種類があります。
有酸素運動は、
ウォーキングやジョギング、水泳などがあり、
酸素を取り込みながらエネルギー消費を行う運動です。
一方、レジスタンス運動はいわゆる筋力トレーニングです。
ダンベルや自分自身の体重などで圧力をかけて筋肉を増やし、
基礎代謝量を高める働きがあります。
《有酸素運動》
下半身など大きい筋肉を使ってテンポよく動かしましょう。
とくに僕ら腎臓病患者の方は、
ジョギングや歩行速度が速すぎてしまうと
強度が高くなってしまいますので注意しましょう。
運動の目安は週に3~5日程度でいいですよ、
強度は日常の歩行速度よりもやや早めを意識できると良いでしょう。
時間は1日に20~60分を目安にしましょう。
《レジスタンス運動》
(踏み台昇降)
足全体の筋力をアップします。
やり方は、20cm前後の踏み台を用意し、
ゆっくり上り下りをするだけ。
慣れてきたら踏み台の高さを少しずつ上げて微調整してみましょう。
(かかと上げ)
ふくらはぎやお尻の筋肉を鍛えます。
やり方は、椅子などの背につかまり、
足は肩幅に広げてつま先立ちになって、
ゆっくり踵を上げて、5秒カウントして静止します。
そしたら踵をゆっくり下げることを繰り返し行います。
(椅子スクワット)
太ももやお尻の筋肉を鍛えることができます。
やり方は足を開き、椅子にゆっくり座り
、ゆっくり立つことを繰り返します。
目線は正面に合わせて、
絶対に股関節を開いて膝を傷めないようにしましょう。
【赤羽もり内科・腎臓内科】さんの参考動画です。
《腎臓病の病期に合わせた運動とは?》
《腎臓病の病期に合わせた運動とは?》
ステージ1と2では
蛋白尿の数値が高くなければ健常者と同じように運動することが可能です。
ステージ3では
高血圧や糖尿病などの生活習慣病をお持ちの方は、
主治医に病状を伝えて相談の上、運動を行いましょう。
ステージ4と5では
強度の高い運動は腎臓に悪影響を及ぼすことがあります。
しかし基本的なことですが、
運動不足は虚弱や低栄養などを引き起こすリスクもありますので、
自己判断せずに主治医の指示を仰ぎましょうね。
僕ら腎臓病患者にとって
運動は治療法の一つですね。
しっかりと主治医の指示に従って
週に3~5日程度でいいですから
運動していきましょうね。
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