外食の楽しみ方(中華料理編)です
僕ら腎臓病患者にとって
外食は楽しみのひとつですね。
ちょっとした工夫で
ここまで外食で和食と洋食メニューを選ぶとき、
食べるときのポイントを紹介しました。
外食時した時の意点やメニューの選び方については
『和食編』をご参照くださいね。『洋食編』はこちら
そして今回は、
高カロリー・高塩分の料理が多い『中華料理』になります。
この中華料理も
ちょっとした工夫で幅広いメニューを楽しめます。
減塩のための工夫とは?
減塩のための工夫とは?
まずは【ラーメンスープ】
中華料理の中でも
ラーメンはもともと塩分や水分の多い料理。
スープを全部飲んでしまうとラーメンだけで
1日の減塩目標量をオーバーしてしまいますよ!
絶対にスープは残すように工夫しましょう。
【チャーシュー】
よく塩分の多い醬油で煮込まれています
見た目以上に味つけが濃いので残すようにしましょう。
【餃子】
餃子には下味がしっかりついています!
まずはタレをつけずにそのまま食べてみてください。
そして、つけるタレは酢だけにするのも工夫のひとつです。
≪一言アドバイス≫
ラーメンは塩分が非常に多い料理です。
『替え玉』『大盛』にはしないで、
残りのスープにご飯を入れて食べるのもやめましょう。
また、ラーメンの
『チャーシュー』『卵』『ナルト』『メンマ』なの
トッピングの具材にも濃く味がついています。
具材の追加注文や具材の多くのったメニューは
注文しないように心がけましょう。
「リン、カリウム制限」されている人は
「リン制限」を指示されている方は?
「チャーシュー、卵」
チャーシューや卵には多くのリンが含まれています。
大きさによって違いますが、
チャーシュー1枚、
卵は半分に減らすと100mg程度のリンを減らせます。
これでラーメン1杯に含まれるリンの量を3分の2程度に。
また、卵の黄身にリンが多く含まれていますので、
黄身を残すのも工夫のひとつです。
「餃子」
餃子のひき肉にはリンが多く含まれています。
ラーメンとセットにする場合は、
半分残すとリンの摂取量を抑えられます。
<アドバイス>
『チャーシューメン』は肉が多い具材がのったラーメンは、
リンがさらに多くメニューの選び方に注意しましょう。
「カリウム制限」を指示されている方は?
【野菜が多いタンメン】
ラーメン店には色々なメニューがあります。
中でも、野菜たっぷりのタンメンには
スープの中にカリウムが多く含まれていますので、
スープは飲まずに残すようにしましょう。
<アドバイス>
ラーメンの汁、チャーシューを1枚残して、
餃子を半分残すことでカリウム摂取量は全体の3分の2程度に減らせます。
最後に一言
最後に一言
中華料理はどうしても
高カロリー・高塩分の料理が多くなります。
料理の組み合わせによっては
塩分、リンやカリウムも多くなります
食べる量を調整するよう心がけましょう。
和食や洋食メニューと同様に、
食べすぎてしまったときは次の食事で食べる量を調整して!!
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