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腎臓病にも良い、身体に優しい食材とは

料理レシピ

腎臓病にも良い、身体に優しい食材とは
僕ら腎臓病患者がは、どのような食べ物がいいの?

腎臓の負担を減らすためには

腎臓の負担を減らすためには、
バランスよく偏りのない食生活を送ることが大切になりますね。

腎臓病食でたんぱく質の摂取量が制限されている場合には
担当の主治医や病院の管理栄養士のアドバイスに従ってください。

身体にやさしいとされている食品一覧で
各食材に含まれる成分と、
期待できる作用について説明していきます。

身体にやさしい食品一覧

【しいたけ、マッシュルーム】
しいたけとマッシュルームに含まれるエリタデニンという成分は、
血中コレステロールの排泄や血圧調整作用が期待できる成分です。
生活習慣病全般の予防や改善できるしいたけには、
マッシュルームのおよそ100倍のエリタデニンが含まれます。

また干ししいたけは
生のしいたけよりもさらに栄養価が高く健康効果の高い食材ですが、
たんぱく質がしいたけ36g(Mサイズ3個)に1.08g含まれるので
注意して食べてください。

【とうもろこし】
とうもろこしには利尿作用があることから、
中国では慢性腎炎や尿路結石の患者に
乾燥とうもろこしを煎じて飲ませているところもあるようです。

とうもろこしは野菜というイメージが強いですが、
成分の多くは炭水化物で分類上はお米などと同じ穀物。
ですから、煎じて飲むお茶は問題ありませんが、
糖質制限のあるかたは注意が必要なります。
さらにとうもろこし1本にたんぱく質が5.4gも含まれますので、
食べる量には気をつけましょう。

【はと麦】
はと麦茶として摂取することで、
デトックス作用があることで知られていますが、
その作用機序については諸説あるようですね。
ただ水分制限がなく排尿に大きな問題がなければ飲んでも大丈夫。

カフェインやカリウムとは異なる働きをするようで、
腎機能だけでなく体内の老廃物を排出する作用が期待できますので、
摂りすぎに注意しながら摂取するとよいです。

【梅】
「梅は三毒を断つ」という言葉があるように、
解毒や代謝機能を正常化する作用があって、
腎機能の低下によって排出できない毒素の排泄を促す作用が期待できます。
慢性腎臓病の食事療法が必要な人は、
ナトリウム(塩分)制限が必要になりますので、
絶対に減塩の梅か無塩の梅を摂るようにしましょう。

梅肉エキスには梅干の30倍の効果があるとされていますので、
梅干ではなく塩分の心配がない食材を選ぶと安心です。
練り梅などの調理梅には大量のナトリウムが含まれますので、
調味料などとして使わないほうが無難ですよ。

【小豆】
ビタミンB1とB2が多く含まれている小豆には、
血液をきれいにする作用や利用を促す働きがあるとされています。
さらに老廃物の排泄にも効果があるとされていますので、
腎臓病の予防にも良い

昔から尿の出が悪かったり、
手足がむくんだりしたときには
小豆の煮汁を飲ませるといった民間療法もあるほど万能な小豆。
比較的低たんぱくで一定のエネルギー量も確保できるため、
間食にゆで小豆を活用してもよいでしょう。

【魚介類や海藻類】
多くの魚介類や海藻類は腎臓に良いとされていますが、
特に腎機能の改善に「オルチニン」を含む
しじみの効果を期待したサプリメントなどもあるようですね。
ビタミン、ミネラルなど、
腎臓への負担が少ない良質なたんぱく質など多くの栄養素を含んでいる食材です。
ただしたんぱく質制限により
一食で摂取できるたんぱく質量をオーバーしないように注意しましょう。。

高脂血症や高血圧の合併症がある人は、
血液の質を改善する成分といわれるEPAが多く含まれる
まぐろやさば、いわし、ぶり、さんま、かつお、うなぎなど、
たんぱく質の上限摂取量を守りながら摂取すると良いですね。
ひじきや昆布などの海藻類もデトックス効果があるとされています。

【肉類】
鉄分などを多く含む動物性のたんぱく質は非常に質の高いたんぱく質、
栄養価を示す指標である「アミノ酸スコア」
(必須アミノ酸の必要量が満たされているかで算出される数値)も100と最高の数値。
身体づくりには必要不可欠な食材のひとつになります。。

ただし腎臓病食で肉類を使う場合は、
豚バラ肉などの脂身付きの肉のような低たんぱく、
高カロリーの肉を選んで「お肉を食べた」という満足感を得ましょう。

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