食事の塩分濃度を知りたい
塩分計の選び方がわからない
どんな塩分計を選べばいいの?
僕ら腎臓病患者は塩分制限があるので
普段の食事での調味料の塩分をチェックするのが大変ですよね
そんな時に便利なのが『塩分計』です。
この『塩分計』には
スプーン型やスティック型など種類はさまざま。
また、精度や表示方法も商品によって異なるため、
どんなものを選べばいいのかつい迷ってしまいます。
そこで本日は、
『塩分計』の選び方のお話です。
使い勝手のよいものを選んで、
美味しい塩分制限の食事をしましょう!
《この記事を書いた人》
【この記事で理解できること】
・塩分計の選び方
・各タイプのおすすめ塩分計
【塩分計の選び方】
【塩分計の選び方】
まずは塩分計の選び方のポイントをご紹介していきます。
自分に合った塩分計を見つけるため、
ぜひ参考にしてくださいね!
《用途や目的に合わせてタイプで選ぼう》
塩分計には、主に3つのタイプがあります。
塩分計を使う目的や用途に合わせて、
適切なタイプを選びましょう。
『スプーンタイプ』
『スプーンタイプ』
形状を考えるとすくって計測するというイメージがありますが、
計測したい液体に浸からせた状態で使う商品もあるので、
あらかじめ使用方法を確認するのが良いでしょう。
味噌汁など沈殿しやすい料理には、
スプーンタイプがおすすめです。
塩分計の先端にスプーンが付いたタイプは
味噌汁や汁物を飲むことが多い方に最適です。
味噌汁は作ってから時間が経つと味噌が沈殿しやすいものですが、
スプーンタイプなら底まで
まんべんなく混ぜて計測の誤差を軽減することができますよ。
『スティックタイプ』
『スティックタイプ』
スティックタイプは、
さまざまな料理に使えて便利です。
汁物だけでなく、煮物や煮魚の煮汁など色んな料理に使いたい方には、
スティックタイプがおすすめですね。
塩分計の先端を浸からせるだけでOKなので、
鍋や器から直接測りやすいですよ。
スプーンタイプに比べて測定部分の範囲が狭いものが多く、
浅いお皿の煮汁なども測りやすいでしょう。
『乗せて測るタイプ』
『乗せて測るタイプ』
調味料の塩分もチェックしたい場合は、
乗せて測るタイプを使うと良いでしょう。
料理だけでなく、
醤油やお酢など調味料の塩分も知りたい方には、
測りたいものをボトルから本体に直接垂らせるので便利ですね。
スプーンタイプやスティックタイプのように器に移す必要がなく、
比較的手間がかからないので頻繁に使う方には
こちらのタイプがおすすめですよ。
《精度の高さで選ぼう》
《精度の高さで選ぼう》
塩分計によって計測できる塩分濃度や、
測定可能な値には差があります。
そのため、無塩食や厳しく塩分制限を行う方は
無塩(0.0%)から計測できるものを選ぶのがおすすめです。
精度も0.01%刻みで計測できるものの方が、
より正確に数値を出すことができますね。
なお、塩分計の多くは0.1%単位で計測するものになっています。
僕ら腎臓病患者には0.1%単位で計測するものでも十分でしょう。
《 使いやすい表示タイプをチョイス》
塩分計には、数字で細かく表示してくれるものと、
数段階で塩分濃度を表示してくれるものがあります。
表示のタイプは使い方に合わせて選ぶと良いでしょう。
味付けの濃さのチェックには、
段階表示が見やすくて便利ですね。
僕ら腎臓病患者は塩分の摂りすぎ防止目的で、
段階表示タイプがおすすめですよ。
薄い・普通・濃いといったように、
測定結果を数段階で分かるので非常に分かりやすいのが特徴です。
目分量で調理している方には特に重宝しますよ。
おおよそではありますが、
大まかな塩分濃度もすぐわかるようになって、
段階表示タイプが便利でしょう。
デジタル表示は厳しく塩分管理をしたい方に最適!
デジタル表示できちんと数字が出るタイプをおすすめします。
【測定できる温度や形状は必ず確認しよう】
【測定できる温度や形状は必ず確認しよう】
測定できる温度や形状は必ず確認しよう
塩分計の機種によって、
測定できる温度の範囲は大きく異なります。
測定温度範囲が広いほど、
冷たいものから熱いものまで使えるので便利ですね。
冷めた料理でも塩分が測れるものが欲しい方は、
測定温度が0度~となっているものを選ぶと良いでしょう。
また、さらさらした液体だけに対応した商品がよく見られます。
どろっとしたペースト状のものや調味料など、
あまりに塩分が濃い液体は
そのままでは計測できないことも少なくありません。
どのような形状のものに対応しているかも確かめておくと安心ですよ。
【 電源方式もチェック】
【 電源方式もチェック】
電源方式もチェックしましょう。
利用シーンに合わせて選びと良いですよ
塩分計には、
電池で動くタイプと電源不要のタイプがあります。
多くの商品は電池式になっており、
一定回数測定すると電池交換が必要です。
【防水設計のものは水洗いでき衛生的】
防水設計のものは水洗いできるから衛生的
塩分計は食品に直接触れるものなので、
使用後に洗えるかどうかも確かめて選びましょう。
防水設計になったものは水洗いができるため、
使い終えた後に洗えば、衛生的に保つことができます。
しかし、中には防滴設計のみで丸洗いできないものや
拭き取るだけのタイプもありますので
頻繁に使う予定の方は洗えるものを選んだ方が良いでしょう。
洗えないタイプの場合は使用後放置せず、
測定したらすぐに拭き取って乾かして使いましょう。
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