甘酒は飲む点滴?!
腎臓病患者さんにおすすめ!
甘酒の魅力とは
おすすめなのは「米麹甘酒」
数年前から甘酒が体にいいと
テレビ番組でも取り上げられていますね。
そんな甘酒ですが、
僕ら腎臓病患者にもうれしい効果があるんです!
今回は甘酒について紹介します。
甘酒は2種類ある!
おすすめなのは「米麹甘酒」
【米麹甘酒】
米麹の発酵作用で作る甘酒。
米麹が糖化して、砂糖を加えなくても十分甘い甘酒になるものです。
甘みの主成分はオリゴ糖やブドウ糖なので
腸内環境を整える作用があります。
ただし麹菌を発酵させるのに
6時間程度かかるので作るのに時間がかかります。
【酒粕甘酒】
酒粕を水に溶かして、砂糖を加え甘くした甘酒ですね。
砂糖を加えるので甘みの主成分はショ糖。
混ぜ合わせて加熱するだけなので比較的簡単に作れます。
アルコールを含んでいます。
おすすめの【米麹甘酒】は麹菌により糖がすでに分解されているので、
効率よくエネルギーとして吸収されます。
また、その他にも、
アミノ酸、ミネラル、ビタミンB群などの成分も豊富に含まれます、
点滴の成分に似ていることから
【麹甘酒】は『飲む点滴』と言われています。
酒粕甘酒と違い、
アルコールは含まれていないので
誰でも安心して飲むことができます。
腎臓病患者に【米麹甘酒】をおすすめしたい理由
1)リン、カリウムの含有量が少ない
甘酒100g中にリンは約20㎎、
カリウムは約15㎎しか含まれていません。
そしてエネルギーは約80㎉と、
リン・カリウムを抑えつつ、
しっかりエネルギーが確保できる優れものです。
2)腸内環境を整える
甘酒に含まれる食物繊維やオリゴ糖が腸内環境を整えるので、
便秘の予防・改善効果があります。
また、麹菌の作用で効率よくエネルギーを
吸収できるので胃腸にも優しい飲み物になります。
甘酒の栄養成分
湯呑一杯80㏄
エネルギー65Kcol
たんぱく質1.3g
脂質0.08g
炭水化物14.64g
※商品によって変わります
自宅でもで簡単
自宅でもで簡単
米麹甘酒の作り方
材料
・米麹 300ml
・お湯 300ml(※温度は60℃程度)
作り方
1・米麹にお湯を加えてよく混ぜる。
2・炊飯釜に移して、炊飯器で6時間程度保温する。
※注意60℃以上にならないように気をつけて。
僕ら腎臓病患者はカリウム制限や食事制限で
食物繊維の摂取不足や水分不足などで
便秘になりやすいといわれています。
今回紹介した甘酒には便秘にもよく、
大切なエネルギー補給にも良い
うれしい成分がたくさん含まれていますので
日々の食事に甘酒を取り入れていきましょう。
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