美味しい!腎臓病食ライフ

腎臓病は個性!腎臓病患者の《コミュニティーサイト》

管理人プロフィール

腎臓病と便秘の関係とは?

病名

腎臓病になると、
どうしても便秘になりやすくなると言われます、
近年、腎臓病と便秘の関わりが注目を集めているようです。
便秘は症状だけでなく、
ミネラルの代謝異常や尿毒症に繋がることもあるので
僕ら腎臓病患者は便秘に対しても
しっかり治療を行う必要があります。

【便秘のメカニズムと原因】

【便秘のメカニズムと原因】
腎臓病の患者は
腸内で2つの変化が起きていると考えられています。

一、善玉の腸内細菌の数が減る
ニ、腸管への負荷の増加
実はこれら2つの変化が起きる原因は
はっきりと分かっていないみたいですが、
次の原因が関与しているのではないかと言われています。

食事制限による食物繊維の低下
腎臓の薬の影響
腎機能低下により体が酸性になるため」
腸管の血流障害
神経の障害による腸の活動性の低下 など

次は【便秘が腎臓病に与える影響】

【便秘が腎臓病に与える影響】

【便秘が腎臓病に与える影響】
便秘が腎臓病に与える影響は以下の3つが考えられています。

一、ミネラルの調整不良になる
二、尿毒素を増やす
三、腎機能を障害する可能性 など

ミネラルの調整に与える影響?
腎臓病になると、
腎臓での不要なミネラルの排泄ができなくなるので、
どうしても便から排泄するようになります。
便秘になると便からの排泄に滞りが起きるため
不要なミネラルが溜まりやすくなります。

腎臓病で特に問題になるのは高カリウム血症です、
適切に治療しないと突然死にの原因
心臓の不整脈を引き起こす可能性があります。
本当に要注意です!

尿毒素の調整に与える影響
便秘になると食べたものが腸内に滞留する時間が長くなり、
尿毒素が作られやすくなりますね。
そのため尿毒素は筋肉や骨の異常、心臓などにも影響を与えます。
腎臓病でタンパク制限をするのも
この尿毒素を増やさないためです、
便秘になると尿毒素が増えてしまいます
便秘は怖いですね。

腎機能に与える影響
便秘によって溜まる尿毒素は
腎機能に悪影響を与える可能性があります。
つまり便秘が腎機能を低下させる可能性があり、
現在は、
腎臓病の便秘に対する治療と腎機能の保護効果を
調べた検討がされているようです。

次はどうすればいいの!【便秘の治療法】

【便秘の治療法】

【便秘の治療法】
便秘の治療法としては以下のようなものがあります。

一、内服薬
二、ウォーキングなどの有酸素運動
三、お腹のマッサージ など
ただし僕ら腎臓病患者は
よく使用される便を緩くする酸化マグネシウムという薬を
使いすぎると血液中のマグネシウムが増えるので注意が必要です。

また腸の動きを刺激するタイプの便秘薬は依存性が高く、
腸の血流を悪化させることもあります。

近年主治医の話しでは、
アミティーザと呼ばれる便秘の薬は便秘の改善だけでなく、
腎臓の保護効果がある可能性があり期待されています。
(ただし、アミティーザは時折下痢になる方がいるみたいです。)

まとめ

まとめ
最近は、腎臓病と便秘の関わりが注目されています。
便秘は症状だけでなく、
ミネラルの代謝異常や尿毒症にもなります
僕ら腎臓病患者は便秘に対しても
しっかり治療を行う必要があります。

ウォーキングなどの有酸素運動
お腹のマッサージ などで
対策をしていきたいですね。

ただし、便を緩くする酸化マグネシウムという薬を
使いすぎると血液中のマグネシウムが増えるので注意が必要です。

また腸の動きを刺激するタイプの便秘薬は依存性が高く、
腸の血流を悪化させることもあります。

そのため、主治医によく相談してみてくださいね!

コメント