「腎臓病食研究家」で
『野菜スペシャリスト』のとしおです。
みなさんは《チーズ》はお好きですか?
《チーズ》はたんぱく質や塩分が多いので
僕ら腎臓病患者は食べずらいですよね。
そこで本日は
腎臓病患者の《チーズ》の食べ方のお話です。
【チーズについて】
【チーズについて】
チーズには主にカルシウム、
たんぱく質、脂質、ビタミンAなどが含まれています。
ただし、チーズの種類によって
含まれる栄養素には違いがあるので注意が必要です。
例えば、クリームチーズは
他のチーズと比較して100g当たりの脂質が多く、
変わりにカルシウムは少ないのが特徴です。
モッツァレラチーズは
100g当たりの食塩相当量は少なく、ビタミンAは含まれていません。
購入する際は栄養成分表示を見てみましょう。
また、チーズは種類によって味や風味
食感も違うので好みのチーズを探してみましょう。
【栄養成分(100g)】
【栄養成分(100g)】
成分 | プロセスチーズ | クリームチーズ | モッツァレラチーズ | パルメザンチーズ (粉チーズ) |
エネルギー(kcal) | 313 | 313 | 267 | 445 |
たんぱく質(g) | 22.7 | 8.2 | 19.9 | 30.8 |
カリウム(mg) | 60 | 70 | 20 | 120 |
リン(mg) | 730 | 85 | 260 | 850 |
食塩相当量(g) | 2.8 | 0.7 | 0.2 | 3.8 |
【腎臓病患者の食べ方のポイント】
【腎臓病患者の食べ方のポイント】
僕ら腎臓病患者がチーズを選ぶときに気になるのは、
たんぱく質とリンですが、
たんぱく質の中に含まれるリンの値を示したリン/たんぱく質比です。
上の表からもわかるように、
リン/たんぱく質比が高いのはプロセスチーズです。
プロセスチーズは、
加工の過程で乳化剤やpH剤などのリン添加物が使用されているため、
リン/たんぱく質比が高くなっています。
プロセスチーズの中でも
スライスチーズのとろけるタイプは比較的リンが少ないのでおすすめです。
たんぱく質やリンを制限されている方は
リン/たんぱく質比が比較的低めのナチュラルチーズを選ぶと良いでしょう。
基本的なことですが制限をされている方は、主治医に相談しましょうね。
【お勧めレシピ】
【お勧めレシピ】
僕ら腎臓病患者の《チーズお勧めレシピ》は
『ほうれん草のチーズ和え』
『いんげんのチーズ和え』
『玉ねぎコンソメ煮』などの
最後の味付けに塩分がある
チーズを調味料の代わりに
少量ふりかけるの良いでしょう。
塩分やカリウム、リンが含まれている
チーズは僕ら腎臓病患者は多く食べない方がベストです。
基本は調味料の代わりにですよ!
まとめ
チーズには主にカルシウム、
たんぱく質、脂質、ビタミンAなどが含まれています。
しかし、僕ら腎臓病患者は食べ方考えましょう。
基本は調味料の代わりにです。
また基本的なことですが
厳しい制限をされている方は、
主治医に相談して指示に従ってくださいね。
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