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【災害時の食事について】いざという時に備えよう4つの注意点!!

最近の日本では
度々大きな台風や地震、大雨など災害が起こりますね。
僕ら腎臓病患者も緊急時に困らないよう、
日頃から災害に対する備えが大切になります。
災害時は食べられる食品が限られてきます。
今回は災害時の
腎臓病患者の食事の注意点についてまとめました。

【災害時になると・・・】

【災害時になると・・・】

定期健診が受けられない可能性があります。
そのためお薬が手に入らないことも。
食料の確保が困難になったり、
支援物資の利用で普段と異なる食事内容になりますね。

【災害時の食事のポイント】

1)エネルギーを確保するために、しっかり食べましょう。

エネルギー量が不足すると、
体内で筋肉を分解して代わりにエネルギーを得ようとします。
その際に尿毒素とカリウムが体内に溜まります。
これらは健康な人は尿として体外に放出されます。
しかし僕ら腎臓病患者は尿からの排出がうまくできないので、
高カリウム血症や尿毒症となり命の危機となります。
必ずエネルギーをしっかり摂りましょう。
おにぎりやパン、ビスケット、栄養補助食品などから摂取できます。

2)塩分を控え、適正な水分摂取をしましょう。

塩分を摂取すると水分の摂取が増加し体重増加になります。
塩分の摂り過ぎに注意しましょう。
避難所ではごみを出しにくい状況になることから、
汁などを飲み干すひともおおいですが。
しかし、カップ麺の汁などには塩分を多く含むため
「ためらわず残す」ようにしましょうね。
水分が体の中に溜まると心不全など突然死の原因になります。
また飲料水の摂取量は1日300ml~400ml+尿量です。
飲みすぎに注意しましょう。

3)たんぱく質、カリウムは少なめにしましょう。

災害時はいつものように食事ができず、
高カリウム血症や尿毒症になりやすいです。
避難所で支給される食品の中にはカリウムを多いので注意です。

4)日頃から備蓄品を用意しておきましょう。

被災時にすぐに持ち出せるように
日頃から備蓄品を準備しておくことが大切です。
3日分程度準備しておきましょう。

【備蓄品の選ぶポイントとは】

【備蓄品の選ぶポイントとは】

◎減塩である食品
腎臓病患者さんは塩分摂取量は1日6g以下にしましょう。

◎そのまま食べられる食品
避難所はライフラインが途絶えていることがあります。
そのまま食べられるものを用意しておくと便利です。

◎賞味期限がなるべく長いものを用意してね。

【ローリングストック法て何?!】
賞味期限が近い備蓄品を日常の食事に取り入れ、
食べた分だけ備蓄品をストックすることを
【ローリングストック法】といいます。
食べた分をまた補充するのがポイントです。
実際に食べてみることで、
災害時の備蓄品の味や使用方法の確認ができますよ。

災害は忘れたときにやってくる!!
いつ起きるかわかりませんね。
僕ら腎臓病患者は
日頃から体調を整えコントロールしておくことが大切です。
災害時に困らないよう事前に準備しましょうね。

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