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「腎臓病食研究家」で
『野菜スペシャリスト』のとしおです。
みなさんは
漢方からみた《腎に良い食べ物》をご存知ですか?
本日は腎臓病患者さんに知ってほしい
腎に良い食べ物についてです。
腎に良い食べ物とは(漢方)
腎に良い食べ物とは(漢方)
漢方において
腎に良い食べ物は黒い色をした食べ物です。
漢方の「腎」とは腎臓だけを指すわけではなく、
自律神経や生殖器系、ホルモン代謝等かなり広い範囲を指しています。
腎に良い黒い食べ物
見た目上、黒い食べ物である 次のような食べ物です。
黒ゴマ、黒酢、黒米、黒豆、黒花梨(くろかりん)
海藻類(昆布、海苔、ひじき、わかめ)
牡蠣、なまこ、しじみ、椎茸、黒木耳(くろきくらげ)
くるみ、アーモンド、黒蜂蜜、黒砂糖、黒にんにく
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【なぜ腎臓には黒い食べ物が良いのか?】
簡単にまとめると、
東洋医学や漢方の基本的な考えとして、
あらゆるものを5つ要素(五行)に分けており、
その中で腎は「黒の色」に対応しているからです。
【五行をもうちょっと詳しく】
【五行をもうちょっと詳しく】
五行の考え方は、
万物は木・火・土・金・水の5種類から成るという考えが中心にあります。
【木・火・土・金・水】
この五行に合わせ、人の体の働きを
5つ(五臓)に分け、肝・心・脾・肺・腎で表しました。
【肝・心・脾・肺・腎】
そして色も、5色にわけ
青・赤・黄・白・黒と表したのです。
【青・赤・黄・白・黒】
気づきましたか?
「五臓六腑にしみわたる」などことわざの
「五臓」は、上記の五行の考えが背景としてあるわけですね。
この「五行説」を身体に応用したのが、「五臓」の考え方です。「五臓」は「肝(かん)」「心(しん)」「脾(ひ)」「肺(はい)」「腎(じん)」という五つの機能系に分けられます。そして「五臓」のそれぞれが、木 = 肝、火 = 心、土 = 脾、金 = 肺、水 = 腎という対応関係のうえに成り立っています。このように五つの機能系は、「五行説(木・火・土・金・水)」と同じく、相手を助けたりコントロールしたりしながら、お互いのバランスを保っています。
「陰陽五行」とは?漢方の基礎知識 | – 漢方ライフ- 漢方を始めると、暮らしが変わる。 (kampo-sodan.com)
「五臓」を知るうえで一つ注意をしたいのは、たとえば「肝」や「心」は、西洋医学でいう「肝臓」や「心臓」を、そのまま表した言葉ではないということです。「肝」には肝臓、「心」には心臓といった内臓の働きも含まれますが、漢方の「五臓」はそのような内臓だけを表すのではなく、そのほかの働きを含めたより広いとらえ方をします。
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腎に良い黒い食べ物の
黒ゴマ、黒酢、黒米、黒豆、黒花梨(くろかりん)
海藻類(昆布、海苔、ひじき、わかめ)
牡蠣、なまこ、しじみ、椎茸、黒木耳(くろきくらげ)
くるみ、アーモンド、黒蜂蜜、黒砂糖、黒にんにく
を上手く毎日の食事に取り入れていきましょうね。
また、食べる量は
主治医や管理栄養士に相談して決めましょう!
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