僕らが住んでいる日本には、
一年四季折々の旬な食材や行事料理があります
それらの食材を美味しく楽しみたおですよね。
しかし、これらの中には
カリウムや食塩が多いものがありますので、
気をつけて季節の食材や料理を楽しみましょう!
【春夏秋冬】
【春】
たけのこやアスパラガス、
山菜のおいしい時季を迎えますが、
これらの食材にはカリウムが比較的多く含まれます。
食べ過ぎに注意して食べる量を調整しましょう。
<カリウムを抑えて>
野菜は水にさらしたり、
湯でこぼしてカリウムを減らしましょう。
野菜はなるべく小さめに切ってから水にさらし、
切った面積が増えてカリウムをより減らします。
カリウムの多い春の食材を食べるときは、
いも類やきのこ類、海藻類など
特にカリウムの多い食材
カリウムをどうしても減らしにくい食材は減らし、
食べる量を調整しましょう。
【夏】
真夏に旬の枝豆やとうもろこし、
メロン、すいかなどは、
カリウムが比較的多く含まれていますので、
食べ過ぎに注意しましょう。
【秋】
秋は「実りの秋」と言われるように、
色々な食材が美味しい旬を迎えます。
さつまいも、栗、柿などは
カリウムが多く含まれていますので、
気をつけて食べましょう。
【冬】
温かい料理が多くなる季節です。
年越しそばやおせち、お雑煮や鍋ものなど、
塩分の摂取量が多くなりやすい料理が増えるのが特徴です。
「年越しそば」
年越しそばの汁は塩分を多いです
汁は必ず残いましょう。
年越しのタイミングでそばを食べると、
その日の食事が4食以上になってしまいます
そういう日は1食ごとの食べる量をへらしてくださいね。
「おせち」
おせちはどうしても保存のため、
塩分と糖分が多く使われています。
あらかじめ食べる量を決めて
塩分を摂り過ぎないように気をつけて。
また、練り製品や田作り(小魚の佃煮)
栗きんとんもリンが多いため食べ過ぎに気をつけましょう。
「お雑煮、鍋」
お雑煮にはお餅や野菜が多く、
鍋料理には魚や肉、野菜が入っていて
栄養バランスが比較的とりやすい料理になりますが
汁にはカリウムやリンが溶けています、汁は残しましょう。
「干し柿、干し芋」
甘く美味しい干し柿や干し芋も
カリウムがとても多い食品。
干しぶどうなどのドライフルーツも
高カリウム食品ですので控えめにしましょうね。
特に主治医から「高カリウム血症」
と言われている人は
食べないようにしましょう。
四季折々の旬の食材は
美味しく栄養価も豊富ですが、
食材の中にはカリウムやリンを多く含むものがあったり、
料理によってはさらに塩分が多くなります。
僕ら腎臓病患者は
偏った食べ方をしないで
一度に食べる量を調整しながら旬の料理を楽しみましょう。
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