たんぱく質をしっかりと摂れていないと、
筋肉量が低下したり、髪や肌に必要な栄養が不足してしまいます。
特に僕ら腎臓病患者は食事制限をして、
食事量が少ないのではタンパク質の摂取量が不足です、
毎日の食事を摂る時には「良質なタンパク質」を意識して食べたいです。
でもこの「良質なたんぱく質」とは
一体どのようなタンパク質のことを指すのでしょうか。
良質なたんぱ質とは?
良質なたんぱ質とは、
体内で合成することができない必須アミノ酸をバランスよく含むことです。
必須アミノ酸のバランスが良いことを
「アミノ酸スコアが高い」ともいいますね。
※「アミノ酸スコア」とは、
この話をも少し正確に正確に言うと
食品に含まれるアミノ酸含量を測定し、
ヒトの必須アミノ酸必要量の基準と比較して求めます。
そしてこの基準は
FAO(国際連合食糧農業機関)
WHO(世界保健機関)UNU(国連大学)が提案したものです。
注意点!!:例えば上のバリンだけ、
ロイシンだけ多く含むというわけでなく、
9種類全てのアミノ酸を豊富に含む
食品をアミノ酸スコアが高いと表現するそうです。
腎臓病ではなぜ「良質なタンパク質」の摂取が必要?
腎臓病ではなぜ「良質なタンパク質」の摂取が必要?
僕ら腎臓病食事療法中は、
たんぱく制限を行うため、摂取できる1日のたんぱく質量が限られますよね。
ですがたんぱく質は身体を構成し、機能を維持する栄養素です。
たんぱく制限中に筋肉が落ちることがありますが、
腎臓病患者は制限しているのでどうしても
筋肉が落ちてしまいやすい状況になりやすいです。
そのために僕ら腎臓病患者は、
たんぱく制限中に摂取するたんぱく質は
体内のたんぱく質を合成するために必要な
「必須アミノ酸をバランス良く含む食品=アミノ酸スコアが高い食品」
を選んで食べることが必要なのです。
必須アミノ酸をバランス良く含んでいると、
臓器・筋肉・皮膚・毛髪・爪など体内の
たんぱく質を合成するために必要なタンパク質が効率良く摂れます。
筋肉が落ちてしまっているのが気になるというときは、
身体のたんぱくを効率よく合成できる
アミノ酸スコアの高い食品を食べることが重要です。
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