僕ら腎臓病患者は
良質なたんぱく質を意識して取り入れよう！
良質のたんぱく質
たんぱく質を制限する食事では、
良質なたんぱく質を選んで
主治医の指示量を食べることが重要です。
良質のたんぱく質というのは、
摂取後に体内で効率よく利用されて、
老廃物として排出される量が少ないもののことをいいます。
食事制限があるからこそ、
良質なたんぱく質を摂ることがポイントになりますね。
「アミノ酸スコア」
20種類のアミノ酸のうち9種類が体内で合成が難しい必須アミノ酸。9種類の必須アミノ酸がしっかりそろっているか点数にしたものを「アミノ酸スコア」といいます。9種類のアミノ酸がしっかりそろった食品には満点が与えられ、「アミノ酸スコア100」という称号が与えられるのです。
アミノ酸スコアとは？スコアが高い食品・食べ物 | AMINO QUEST (grong.jp)
そのたんぱく質の栄養価を示す指標に
「アミノ酸スコア」というものがありますが
そのアミノ酸スコアの上限値100の食品から
たんぱく質を摂るのが理想です。
例えば、
肉類や魚類はアミノ酸スコアが100であるのに対して、
精白米は65、食パンは44、
うどんは41と主食類の食品には
アミノ酸スコアの低いものが多いのです。
主食であるごはんと肉や魚を一緒に摂取することで、
アミノ酸スコアのバランスが整います。
ですから、同じたんぱく質を摂るのであれば、
肉や魚といった主菜の食品から摂るようにすべきです。
ただし、加工品には塩分も多いので注意です。
普段の食材と腎臓病食用の特殊食品を上手に組み合わせと、
調理法やデザートなども工夫をしていき、
少しでもたんぱく質制限のストレスが軽減しましょう。
どうしても忙しくて
腎臓病食が自分で作れないときなどは、
療養食の宅配サービスなどを活用してみるとよいと思いますよ。
冷凍食であれば保存が利くので、
いざというとき簡単で便利です。
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