毎日の料理に油を取り入れよう
自分自身が毎日摂取するべき
ネルギー量をきちんととれていますか?
〇脂質の種類とは?
僕ら腎臓病患者はエネルギー不足になると、
体の中のたんぱく質が分解され血液中の老廃物がたまり、
怖い尿毒症をひきおこす恐れがあります。
また、筋肉量の低下や体重減少、免疫力の低下などにつながります。
そこで今回はエネルギーを
上手に取り入れるコツを考えていきましょう。
〇脂質の種類とは?
三大栄養素である脂質は、
脂肪酸からできています。
脂肪酸は種類があり食品によって含まれるものが異なります。
【飽和脂肪酸】
飽和脂肪酸は、高温でも溶けにくい性質があるため、
常温で個体のものが多いですね。
しかし、飽和脂肪酸を摂り過ぎると、
中性脂肪や悪玉コレステロールが増加します。
そのため、動脈硬化や肥満などの生活習慣になりやすいため、
食べ過ぎには注意が必要になります。
飽和脂肪酸を多く含む、
チーズなどの乳製品にはリンも多く含まれますので
僕ら腎臓病患者はなるべく食べないほうがいい食品です。
(食品例)バター、チーズ、牛脂、豚脂など
【不飽和脂肪酸】
不飽和脂肪酸の油は、
動脈硬化を抑える働きがあるといわれています。
不飽和脂肪酸は、さらに3つに分かれます。
多価不飽和脂肪酸は「必須脂肪酸」といわれて、
体内で作られないため食べ物から摂取することになります。
(食品例)
一価不飽和脂肪酸(n-9系):オリーブオイル、キャノーラ油、ナッツ類、卵黄
多価不飽和脂肪酸(n-6系):ゴマ油、くるみ、紅花油
多価不飽和脂肪酸(n-3系):亜麻二油、えごま油、青魚
次に〇油を取り入れるコツとは?
〇油を取り入れるコツとは?
〇油を取り入れるコツとは?
①油を使う料理を取り入れる
調理方法によって油を使用する量が異なります。
エネルギー量を確保したいときは
揚げ物や炒め物を意識して料理に取り入れてみてください。
②調味料として油を使う
出来上がった料理に少量でいいので
油をプラスすることで手軽にカロリーアップになります!
植物性の油(ごま油、オリーブオイルなど)は
熱に弱いので加熱せずに使用するとよいですよ。
サラダにオリーブオイルをかけるなど、
負担なくエネルギーを摂取できますね。
特にマヨネーズは塩分が少ない上、
カロリーを手軽に摂取できますよ。
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