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腎臓病食にもおすすめ!《卵料理の簡単レシピ3選》

料理レシピ

腎臓病患者でも卵は食べれるの?

お勧めな卵の調理法は?

腎臓病食にもおすすめな卵料理の簡単レシピを知りたい。

僕ら腎臓病患者は食事療法を始めると、
これまで健康に良いと何気なく食べていた
食材一つ一つのたんぱく質や塩分などが気になりますよね。

例えば、「卵」をインターネットで検索すると、
「高たんぱくなので注意が必要」
「良質なたんぱく質なので摂ったほうがよい」など
様々な情報が出てくるために迷いますよね。

そこで本日は、
腎臓病食にもおすすめの、
卵を使った簡単レシピを紹介します。
レシピのコツは他の食材でも応用できるので、
ぜひ参考にして下さいね。

【この記事で理解できること】
・《卵料理の簡単レシピ3選》
・【卵の調理法】

腎臓病食にもおすすめ!《卵料理の簡単レシピ3選》

腎臓病食にもおすすめ!《卵料理の簡単レシピ3選》

本当に短時間で簡単に作れる
卵料理のレシピ3選を紹介します。
他の食材で腎臓病食を作る際にも応用できるので、
ぜひ!みなさんも参考にして下さい。

『スクランブルエッグのマヨネーズ和え』

『スクランブルエッグのマヨネーズ和え』

スクランブルエッグのマヨネーズ炒めは、
名前の通り、半熟に炒めた卵をマヨネーズで和えるメニューです。
5分もあればできるため、朝食にもおすすめですよ。

この料理のポイントは、
卵の温度が下がってきてからマヨネーズで和えることです。
熱い状態で和えると液体になってしまうので、気をつけて下さい。

仕上げに香りづけをする場合は、
こしょうやハーブといった塩分の含まれていない調味料を選びましょう。

『スペイン風オムレツ』

『スペイン風オムレツ』

スペイン風オムレツ(スパニッシュオムレツ)は、
野菜をたっぷり入れることで卵1個でも満腹感を得られるため、
腎臓病食におすすめです。

野菜は、じゃがいもや根菜類、きのこ類などが一般的ですが、
旬のものをお好みで選んでも大丈夫ですよ。
カリウムやリンが高いものは、
茹でこぼしたり、水にさらしてから使うようにしましょう。

この料理に合うおすすめの調味料はケチャップです。
トマトをベースにした野菜を煮詰めて作っているため、
他の調味料よりも塩分が少なめです。

減塩商品の中には食塩をほとんど含まないものもあり、
その分野菜の旨味を味わえるようになっているので、
ぜひみなさんも試してみて下さい。

『茶碗蒸し』

『茶碗蒸し』

茶碗蒸しは、
電子レンジを使えば簡単に作れるので、
腎臓病食にもおすすめのメニューなんです。

卵は1人分当たり1個にします。
しいたけ、かまぼこ、にんじんは茹でこぼしてから使いましょう。
だし汁を1/2カップ加えることで、
食塩を控えてもコクのある茶碗蒸しになります。

腎臓病食の方のための減塩商品には、
塩分をほとんど含まない和風だしもあるので、
そちらもおすすめです。

【腎臓病患者でも卵は食べられる?】

【腎臓病患者でも卵は食べられる?】

卵は高たんぱくのイメージが強いために、
僕ら腎臓病患者は食事療法を開始してからは
一切摂らなくなったという人は多くいますよね。

ですが、卵は必須アミノ酸、
ビタミン、ミネラルなどを豊富に含んでいるので、
主治医の制限がないようであれば、
腎臓病食の方にも毎日召し上がってほしい食材です。

卵に含まれている
9種類の必須アミノ酸や必須ミネラルの中には、
人間の体内では作れないものが数多くあります。
それらは食事を通して摂ることが一般的ですが、
卵はその食材としてぴったりなものです。

また、腎臓病食が心がけている
「良質のたんぱく質を適量摂る」ことにも向いています。
1個当たりのたんぱく質が約6gと計算しやすいこともメリットです。

腎臓病の方が卵を召し上がる際の目安は、
たんぱく質制限が1日30gの場合で「1日1/2~1個」です。

一般的な「健康志向」の食事は、
高たんぱく・低カロリーを目標にしていますが
僕ら腎臓病患者が目指しているのはその逆で、
「低たんぱく・高カロリー」が基本です。
それに加えて、塩分・カリウム・リンも控える必要があります。

そこで次に
腎臓病食にぴったりの卵の調理法について解説します。

【卵の調理法】

1)《おすすめの調味料はマヨネーズとオイル系》

1)《おすすめの調味料はマヨネーズとオイル系》

腎臓病食におすすめの調味料は、
たんぱく質と塩分が控えめで、
あまり腎臓に負担をかけない種類のものになります。
具体的にはマヨネーズやオイル系ドレッシング、
オリーブオイル、ラー油、バター、酢、こしょう、ケチャップなどが挙げられます。

特に、マヨネーズやオイル系調味料は
エネルギーアップもできるため、
たんぱく質制限で体重が落ちてしまう方に向いています。

ですが、一つ注意点として
いずれも商品によって含まれる塩分が大きく異なるので、
購入前には必ず成分表をチェックして下さい。

2)《揚げ焼きや炒め物でエネルギーアップ》

2)《揚げ焼きや炒め物でエネルギーアップ》

たんぱく質制限の食事が始まると、
人によっては必要なカロリーを摂取できず、
急に体重が落ちてしまうことがあります。
そのため、「エネルギーアップ」できる調理法を選ぶことも大切です。

卵を調理する際にも、
簡単にエネルギーアップできる
揚げ焼きや炒め物などがおすすめです。

反対に、網焼きや茹でる調理法は、
食材の脂が流れ出てしまうので
エネルギーを摂りにくい場合があります。
しっかり食事を摂っているにもかかわらず体重が落ちている方は、
一度調理法も見直してみて下さいね。

【まとめ】

【まとめ】

腎臓病食にもお勧めな 
栄養満点の卵でバランスよく食事をしましょうね。
栄養満点の卵は、
腎臓病の食事療法を行っている方にもぜひ召し上がってほしい食材の一つです。
腎臓病食が目指す良質なたんぱく質や、
ビタミンやミネラルなどをバランスよく含んでいます。

ですが、食材の適量は
ステージや持病などによってそれぞれ異なるので、
あらかじめ主治医や管理栄養士に確認しておきましょう。

卵に限らず、腎臓病食のメニューは
低たんぱく・高カロリーの調味料や薬味で味つけすることによって、
薄味でも満足できるようになりますよ。

マヨネーズやオリーブオイル、
減塩バターにケチャップ、ハーブなどが特におすすめです。

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